小梅漬けは、梅干しよりも手間がかからないので簡単に漬けられます。
カリカリした食感に仕上げたい時は、5月下旬から6月初め頃に小梅が売り出される時期を逃さないように買い求めて下さい。
まだ青く、熟していない小ぶりのものを選べば、カリカリした食感に仕上げることができます。
私は、今回は少し熟して黄色がかってきたものを買いました。
だって〜、あまりにもお値段が魅力的だったので…。
少し熟してきたものは、フニャッとした食感に仕上がってしまうこともありますが、あまりカリカリ食感にこだわらないのであればそれでも大丈夫です。
では、漬けてみましょう。
材料
- 青小梅 1kg
- 粗塩 100g(梅の10%)
- 焼酎(ホワイトリカーなど35度程度のもの) 1/4カップ
- 赤しそ(出来合いのもの) 100〜200g
- 卵の殻 1個分
作り方
1、青小梅をきれいに洗って、キッチンペーパーなどで水分を拭き取り、爪楊枝や竹串でひとつひとつ丁寧にヘタ(なり口)を取り除きます。
傷があるものや傷んでいるものも取り除いておきます。
2、大きめのボウルに小梅を入れて、焼酎を加えます。
加えたら、ボウルをゆすって焼酎が全体にいきわたるようにします。
3、粗塩を加えて、またボウルをゆすって塩が全体にいきわたるようにします。
4、ゆで卵の殻をむき、内側の膜を取り除きます。
(卵は食べちゃいましょう〜)
殻だけをお茶のパックに入れて、潰して細かくします。
卵の殻のカルシウムが梅の果肉に含まれるペクチンと反応して、カリカリした食感になるのだそうですよ。
5、漬け容器は熱湯消毒して乾かし、内側に焼酎をふりかけたものを使います。
(酸や塩分に強い、ガラス瓶やホーロー、陶器のものがいいです。)
容器が消毒できたら、3の梅を入れて、4の卵の殻のパックもいっしょに漬け込みます。
6、小梅と同等の重さの重石をして、冷蔵庫に入れておきます。
1日経ったら梅酢が上がってきます。
焼酎で消毒したスプーンなどで底から返し、また冷蔵庫に入れておきます。
これを3日ほど繰り返して、梅の色があせてきたら赤しそを加えます。
私は、赤しそを1から塩揉みするのは面倒なので、去年の梅干しのものか市販の出来合いの赤しそを使います。
(赤しそを塩揉みして使う場合は、青小梅1kgに対して100gくらいの赤しそを使います。
赤しその20%の塩でよく揉み、アクが出たら絞って捨てます。
これを、梅酢でほぐしてから小梅に漬け込みます。)
7、出来上がり。
1週間後くらいから食べられます。
冷蔵庫に保存して下さいね。
汗をかく季節の塩分補給に、小梅ちゃん。
美味しいですよ〜