土、生物、農業、ミネラルについて、わき上がってくる疑問を調べるのに夢中になっていたら、いつの間にか12月になっていました。
世間はすっかりクリスマスムードです。
「もう12月かあ…。」
そういえば…。
春に大江山に登った時に拾った山のお宝。
あれを使ってクリスマス飾りを作ろうと思っていたんだっけ…。
どこにしまったかな…?
確か、赤い箱に入れたはず…。
あちこち探してやっと見つけました。
そう、そう。これこれ!
山のお宝〜♪
大江山に登ろう!加悦双峰公園から千丈ヶ嶽
字を読むのにも疲れたし、たまには気分転換に創作活動もいいかも。
「よ〜し、じゃあ作ってみようか!」
「わーい!作る、作る〜!」
子どももやる気満々です。
海のしずく ローズマリー
「だけど、素材はどうするかなあ…。モミの木もないしなあ…。」
「う〜ん。」
考えこんでいたところ、ふと目についたのは庭のローズマリー。
5月頃に剪定してから樹勢を増し、生い茂っています。
「そうだ!あのローズマリーの枝を使わせてもらおう!」
こみいった枝を間引くように頂戴すると、結構な量になりました。
これならクリスマスリースを作るのに十分です。
室内に持ちこむと、ローズマリーの香りが部屋いっぱいに広がりました。
ローズマリーは、シソ科の背の低い常緑樹で、樟脳のような強い香りがあります。
めったに雨の降らない暑い砂地でもたくましく生き、可憐な青い花を咲かせる植物で、学名の”Rosmarinus”には『海のしずく』という意味があります。
マリーとローズを合わせて『マリア様の薔薇』と呼ばれることもあります。
ローズマリーが放つ爽やかな強い香りには、心身の感覚を目覚めさせ、頭脳を明晰にする作用があり、精神の疲れや無気力、記憶力の減退に役立ちます。
他にも、発汗、利尿や鎮痛、肌にたいしては収れん作用やひきしめ効果などがあり、古くから薬草としても重宝されてきました。
「なるほど。今の私にピッタリのハーブだわ〜。」
ローズマリーの香りで、頭と精神の疲れも癒やされそうです。
針金で芯を作って、ローズマリーを重ねてとめ、輪っかを作っていきます。
輪っかの中の空間があまり大きくなりすぎない方がバランスがいいので、少し小さめに感じるくらいがちょうどいいようです。
森と海の融合
輪っかができたら、いよいよ山のお宝を飾りつけていきますよ。
ワイヤーでとめる前に試しに置いてみて、バランスを考えましょう。
「う〜ん…。いい感じだけど、なんだかなあ…。オリジナリティってものが無いよね!」
これじゃ、想像どおりすぎて、つまんない!
なんかいい方法はないかなあ?
私はこういうことは大得意なんです。
脳の送受信機能を使えば、簡単。(え、そんなんできるんですか!?)
アイデアは、天から得るものなのです!
ピカーーーーーーン!!
「…あれを使おう。」
確か、海で拾ったあれがあったはず。
じゃーん。貝殻〜♪
「うん!いいね!しっくりきた!」
「森と海のエネルギーの融合で、循環の輪をよみがえらせるのじゃ!」
我ながら、いいアイデアだったと思います。
左の画像の平べったいのは、ヨツアナカシパン(ウニの仲間)の殻。
フジツボつき。
「おー!いい感じ!」
森と海が、ローズマリーの輪っかを華やかに彩っていきます。
絶対的ペアの融合は、すさまじいエネルギーを生むことでしょう。
核融合反応。
愛による、真の創造のエネルギーです。
クリスマスリースって、もしかしたら宇宙をあらわしているのかもしれないなあ…。
左のリースは私の、右のリースは子どもが作ったもの。
「こんなの、ちょっと見たことないね!」
手作りならではの、おもしろいクリスマスリースになりました。
森と海。
絶対的ペアが、美しい循環の輪をよみがえらせることができますように…。
願いをこめて。
伊根湾 海と人、そして森
大江山に登ろう!加悦双峰公園から赤石ヶ岳